【シドニー25日AAP】 オーストラリア・デーを挟む三連休を前に、NSW州では24日から特別交通取締「オペレーション・セーフ・リターン」キャンペーンを開始したが、初日に早くも781件のスピード違反を摘発した。
今回のキャンペーンでは、特にスピード違反と、シートベルトとヘルメットの未着用を重点的に取り締まる。
警察では3万7734人に対して呼気テストを実施し、21人を飲酒運転違反で摘発した。
また、168件の交通事故が発生し、1人が死亡している。
中には、運転免許を取り消されたにもかかわらず、女性と4歳未満の子ども二人を乗せて、制限時速100キロの道路を133キロのスピードで走行した男(23)が捕まっている。
警察では、「スピードの出し過ぎは、自分自身のみならず他の車に対しても危険な行為だ。速度を落とし、制限速度を守るように」と警告している。