【シドニー25日AAP】 オーストラリア・デーの催しが全国各地で行われるが、NSW州の市民権授与式典には、2歳のインド人の男の子から、100歳のイラク人のおばあさんまで、世界113カ国、3600人が参加して、新たなオーストラリア市民となる。
なお、市民権の式典は今年65周年を迎え、全国でこれまでで最多の1万7863人が参加する。
シドニーでは午前7時30分に、オペラハウス前で行なわれる先住民による儀式で、オーストラリア・デーを祝う。
恒例のシドニー・フェリーによるレースや、国防軍によるパラシュート降下が、サーキュラー・キーで催される。また今年は新しいイベントとして、タグボートとヨットによるバレエも行なわれる。
ハイドパークでは、フェイスペインティングや遊園地、アニマルファームなど家族向けの催しが行われているが、午後3時に、ウイグルスが出演するコンサートが催される。
また、シドニー・オリンピックパークでは、花火を上げたり、羊の毛刈りや鞭鳴らし、牧羊犬のショーなどが行われ、約6000人が集まると見込まれている。
シドニーハーバーでは、オーストラリア・デーの最後を飾る花火が、夜8時45分に打ち上げられる予定だ。