【メルボルン9日AAP】 VIC州のマルーンダ・ハイウェイ(Maroondah Highway)で9日午前9時半ごろ、4人が乗っていた乗用車に大木が倒れ、助手席に乗っていた女性が死亡したことが分かった。同州では前日から豪雨と強風に見舞われ、同州救急サービス(SES)には9日朝までの24時間に、救助を求める電話が630件寄せられた。
SESのワイブッシュ主任によると、マルーンダ・ハイウェイの事故では、倒れた大木が乗用車を押しつぶし、その場で女性の死亡が確認された。また、子ども2人はロイヤル・チルドレンズ病院に、運転していた男性はアルフレッド病院にそれぞれ搬送された。
気象局によると、VIC州内では5年ぶりの荒れた天候となっており、ギップスランドでは風速が時速100キロメートルに達すると予想されることから、警報が発令されている。SESのワイブッシュ主任は、フランクストン近くでは壊れた桟橋のがれきが海中に残っている可能性があるとして、注意を呼びかけた。