【キャンベラ9日AAP】 連邦政府は、来年度から永住権申請の対象となる技能職業リストを発表した。今後、飲食・観光業の伸びが期待されていることから、一度は削除されたシェフがまた含まれるようになった。
今年7月から有効となるこの技能職業リストには、シェフの他にもレンガ職人や壁・床のタイル職人なども含まれている。
ロブ貿易・投資相によると、複数の国際ホテルチェーンがレストランやカフェ・ビジネスへの投資の意向を強く示しているという。建設業に関しては、見習い(Apprenticeship)を終了しない人が増えていることなどが、今回リストに同分野の職業が含まれた理由とされている。
技能職業リストにはおよそ200の職業が含まれている。医療関係やエンジニア、会計、また獣医など。