政治

違法な抗議活動 内務相「罰則甘すぎ」

【ブリスベン3日AAP】  連邦政府のダットン内務相は、QLD州で違法な抗議行動が後を絶たないことから、罰則を厳格化すべきとの考えを示したことが分かった。ただ、法律団体は“100%間違っている”として、ダットン内務相の提案を批判している。

 

QLD州では2日、ブリスベンCBDで朝の通勤ピーク時に気候変動対策を訴える団体Extinction Rebellionが道路を塞ぐ抗議行為を行い、その2日前には同グループの4人が、同様に朝のピーク時に抗議行為を行い検挙された。QLD州ではここ数か月、環境保護や気候変動に関する抗議行為が定期的に開催されている。

 

一方、QLD州法律学会のポッツ会長は、ダットン内務相の意見について「極論で大衆的な考え方」と述べ、抗議行為を取り締まる方法として、犯罪行為に科される罰則を適用することに大きな懸念を示した。

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