シドニー13日AAP】 英国のグローバル情報誌「モノクル(Monocle)」による“世界の住みやすい都市ランキング”2014年が発表され、メルボルンが世界第3の住みやすい都市に選ばれた。また、シドニーは11番目、ブリスベンは25番目にそれぞれ挙げられた。
1位はコペンハーゲン(デンマーク)で、2年連続で最も住みやすい都市とされた。2位は、昨年4位だった東京で、食べ物、芸術、ショッピングで2位の座を確かにした。
昨年の2位から後退したメルボルンは、同雑誌によるデータでは25都市中最も高い殺人率を示しているものの、低い犯罪率や最近の公共交通機関の改善で評価を得た。
昨年9位から順位を下げたシドニーは、ワンパンチ(泥酔状態での暴力行為)で亡くなったトーマス・ケリー君の事件を受けて今年始めにシティの一部に導入されたバーの入店規制や、公共交通機関制度が批判された。
ブリスベンは今年11月にG20サミットを開催予定していることから注目を集め、初のランキング入りとなった。