【キャンベラ9日AAP】 連邦政府のテーハン教育相は、全国共通学力テストNAPLANについて、各州の責任者たちはテストに対する苦情を並べ、肝心のテスト結果について十分に議論することを避けていると批判したことが分かった。
テーハン教育相は「NAPLANの関係者たちは、テストについて苦情を述べるばかりで、テストの結果について十分な時間を割いていない」と述べ、11年間実施されてきた学力テストとして、NAPLANが正当な評価を受けていないと懸念を示した。
さらにテーハン教育相は、調査結果から大部分の生徒はテストを2年ごとに受験することについて、それほど深刻なストレスを受けていないことが分かっていると説明。「保護者と生徒のほとんどはNAPLANに賛同しており、テストのデータが欲しいと希望している」と話した。