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手漕ぎボート世界記録 悪天候が影響

【パース4日AAP】  VIC州警察の警察官3人が、WA州から南アフリカのダーバンまでを手漕ぎボートで横断するという世界記録に挑戦中だが、悪天候により、ケニアのモンバサへの到着地の変更を余儀なくされている。

挑戦者の一人、36歳のティム・スピテリ氏はブログで、荒い波と激しい雨の影響で、航行の速度が2ノット以下(1ノットは、1時間に1852メートルの速度)に落ちていると伝えた。「数日で、めまぐるしく天候が変わるだろう」「波の高さは5メートル、風は20ノット、さらに翌日30ノット、翌々日は20ノットに戻る」としている。

出発から57日以内での到着を目指す挑戦は、3日で22日目。「何マイルも稼げるか、シーアンカーを下ろすかは風向き次第」「良い潮がきている。来週、潮流を見つけたい」と結んだ。スピテリ氏の母親は多発性硬化症で闘病しており、世界記録挑戦で集まった募金は、多発性硬化症協会へ寄付される。

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