【シドニー1日AAP】 シドニー西部で小さな野火が工業地帯に燃え広がり、およそ100人の消防隊員によって制御された。
消防隊が火災現場のキングスウッドに到着した1日午後1時前、火は200平方メートルの板金加工店と数台の車を巻き込んで燃え上がった。野火から始まった炎は風で、セミトレーラー、キャラバン車、クレーン、運送用コンテナ、タイヤが保管された中古車売り場に移った。最大20人の消防隊員が2時間にわたり奮闘し、炎をガスボンベの列から遠ざけ、制御した。黒煙が噴き出した現場付近には学校が2校ある。
NSW州消防・救急局によると、ブッシュファイヤーの季節まで数か月あるが、暖冬で雨がほとんど降らなかったため、ひとたび強風が発生すればブッシュファイヤーが急増するという。