【シドニー7日AAP】 NSW州の中北部では7日、気温の上昇と強風により、山火事の危険性が高まったことから、山火事の緊急警報が発令された。ポート・マッコリーからの内陸部ストッキーヤード・フラットでは、山火事が抑制の効かない状態となっている。
タリー(Taree)東部のビルズ・クロッシング・クラウディや、トリントン(Torrington)のガルフ・ロードなどでは、「様子をみて行動に移す」警報が発令された。ストックヤード・フラットでは、1,070ヘクタールが焼け、近隣住民に避難するよう促している。
NSW州内では7日、66か所で山火事が発生しており、このうち19か所が消火に至っていないという。また、州内7か所で火気全面禁止となっている。地方火災サービスによると、州内北西部のほとんどで西から風が砂塵を吹かせており、セントラルコーストからニューキャッスルは向こう数日間、空が霞んだ状態になるとみられている。