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豪人兵士に敬意 ベトナム戦争

【キャンベラ17日AAP】   ベトナム南部のゴム園で、圧倒的多数の敵軍を相手にオーストラリア人兵が命懸けで戦ってから48年となる。

1966年8月18日、ロン・タンで北ベトナムとベトコンの2000人から成る敵軍を相手に、王立オーストラリア連隊第6大隊(6RAR)108人が戦った。オーストラリア軍は17人が死亡、24人の負傷者のうち1人が後に亡くなった。敵軍は245人が亡くなった。

オーストラリアのベトナム介入の歴史上、ロン・タンでの戦闘は決定的な戦いであった。8月18日はベトナム退役軍人記念日となり、国中で行われる式典で、ベトナムで軍務に服役・犠牲となった兵士に敬意を表する。

連邦政府は退役軍人とその家族に様々な支援を提供すると、ロナルドソン退役軍人相は話した。ベトナムで軍務に従事した退役者の子どもは、ロン・タン奨学金プログラムを通して、学業や職業のために3年間で最大9000ドルの奨学金が受けられる。1982年に設立されたカウンセリングサービスは、戦争や兵役に関連する心の健康状態について、全退役軍人とその家族にカウンセリングと支援を提供する。

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