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NAPLAN読み書き 結果が急降下

【シドニー18日AAP】   今年の全国一斉学力テスト「NAPLAN」で、読み書きのテスト結果が全般的に下がったという。記述問題の出題文章が学生らを混乱させる表現だったことが原因ではないかとみられている。

NAPLANを実施しているオーストラリア・カリキュラム報告局(ACARA)は、最近の傾向としてみられる、学校でNAPLAN対策が極端に組まれていることに対応するため、今年は、出題が「物語の作成」か「説得力ある文章の作成」であるのかを事前に公開していなかった。

結局出題されたのは「説得力」の方で、「どういった法律または規則をより良く改善できると思うか」という質問であったが、ACARAでは、この質問文が一部の小学生にとっては理解しがたく、零点を取る子が出たことにつながるのではないかとした。

一方でACARAでは、学校側が提供しているNAPLAN対策が間違っている可能性も指摘した。一部の報道では、3年生と5年生においてNAPLANの結果が顕著に下落したと伝えられている。記述問題においては2011年以降、どの学年でも成績が下がっている。

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