【キャンベラ26日AAP】 「馬鹿な奴ばかりだ」などと中国に対して暴言を吐いていたクライブ・パーマー氏が同国に対して正式に謝罪した。
この問題では、パーマー氏が全国放送のテレビ・インタビューなどで、「中国は自国民を銃殺刑にする馬鹿な国民だ」などと言って非難したことについて在オーストラリアの中国大使館が抗議文書を送った一方で、中国側は、パーマー氏の発言はオーストラリア国民を代表するものではないと認識しているとしていた。
26日、パーマー氏は中国政府に向けた手紙を公開し、「私のコメントで中国国民を傷つけてしまい後悔している。心から謝罪したい」と述べた。
国会議事堂の外では、パーマー氏に抗議する中国人が集合し、謝罪を求める強い抗議を行った。