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NSW学生100人 トルコ追悼式出席

【シドニー2日AAP】   毎年トルコで行われる第一次世界大戦の犠牲者追悼式に、NSW州の高校生100人が招待されることになった。ガリポリの戦いが始まって100周年を記念するもの。

連邦政府が支援するこの計画では、同州の25の高校から学生4人と教師1人、合計で学生100人を来年4月にトルコで行われるドゥーン・サービス(戦争追悼式)に参加させるというもの。

NSW州のドミネッロ退役軍人相は、「この旅は学生たちにガリポリの戦いで犠牲となったオーストラリア人について学ぶ素晴らしい機会であり、彼らにとって一生の思い出となるだろう」と話した。

事前に参加希望を提出していた高校420校から25校が選ばれ、その学校に通う来年10~12年生になる学生4人を募る。参加希望の学生らは「アンザック100周年」に関する作文の提出が求められる。選出発表は12月。

第一次世界大戦中に戦場となったトルコのガリポリでの戦いには、オーストラリアやニュージーランドの軍隊も連合軍として参加。多数の若い兵士が犠牲となった。

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