【シドニー5日AAP】 シドニー中西部ロゼルで発生した爆発火災事故で、不明になっていた3人が遺体で発見された。
救急隊は4日夜、クリス・ノーブルさんの遺体を発見。5日午後、がれきの中からビアンカ・オブライアンさんと息子のジュードくんの遺体が発見された。4日早朝、コンビニエンスストアと隣接するアパートで爆発火災が発生後、3人は行方不明になっていた。ビアンカさんとジュードくんの遺体発見は、救急隊による熱心な救助活動に終わりを告げた。ビアンカさんの夫のジョンさんは、爆発の1時間前に家を出ていたという。
警察はCCTVカメラを検証、不審な事故とみなし、爆発後に現場を去った車を調査中。
近隣で店を経営するダウティーさんは、「このコミュニティに25年住んでいるが、こんな恐ろしいことは過去になくショックを受けている」と話した。ライカートのバーン市長は、「しばらくの間、我々コミュニティの心に穴が開いたままになるだろう」と述べた。