【シドニー23日AAP】 アイルランドのロック・バンド、U2が「ヨシュア・ツリー・ツアー」で9年ぶりにオーストラリアで公演を行っており、22日のシドニー公演では、山火事で消火活動を続ける消防士らに対して敬意を表した。
この日は、INXSのマイケル・ハッチェンスさんの命日でもあり、ボーカリストのボノさんは、22年前に逝去したハッチェンスさんを偲んで、数千人の観客らが照らす携帯電話のライトの中、2001年のヒット曲「Stuck in a Moment You Can’t Get Out Of」を捧げた。
ボノさんは、オーストラリア国内で猛威を振るう山火事に果敢に消火活動を続けている消防隊員たちを讃え、今週初めにメルボルン空港に降り立った際には居合わせた消防隊員らに感謝の意を伝えていた。
U2のコンサートは、23日の2回目のシドニー公演のあとは、27日にパースで行われる予定。