【アデレード12日AAP】 SA州のロイヤル・アデレード・ショウで、8歳の女児が乗り物から落下して死亡する事故が発生した。
12日正午過ぎ、乗り物「エアマックス360」から投げ出された女児は、重傷を負い、急いで病院に搬送されたが死亡した。目撃者は、女児の安全装置は下がっていたが、女児が乗り物の椅子から滑り落ちたように見えたと話した。
SA州王立農業園芸協会(RASC)のロスウェル会長は、日常点検と国の遵守基準を同ショウ内のすべての乗り物について行っていたとし、残りの2日間、エアマックス360は停止するがその他の乗り物の運転は続けると話した。同州セーフワークのラッセル局長も、エアマックス360の苦情は認識していないと話した。
事故が発生した乗り物は同ショウに今年初登場したが、シドニーとブリスベンでのショウにも使用され、問題はなかった。警察は、事故発生前にエアマックス360に乗った人からの連絡を求めている。
例年行われる同ショウでは2000年に、乗り物「スピンドラゴン」が人々の行列に倒れて、37人が負傷する事故があった。