【シドニー3日AAP】 今年のクリスマス、シドニーのフィッシュマーケットで少なくとも130トンのエビと100万個近い牡蠣の売り上げが予想される。同マーケットは毎年12月23~24日、36時間のマラソン営業を行う。
フィッシュマーケットの広報官によると、干ばつによりオーストラリア東部で採れるマッドクラブやピピ貝、タコなどの水揚げに影響が出たが、クリスマスの需要増に応える十分な供給量はある。定番のエビと牡蠣に加え、伊勢えびとフエダイ各40トン、バラマンディとキングフィッシュ各30トン、まぐろ25トンの売り上げが予想される。
クリスマス期間中に年間のエビ消費量の40%が消費される。別の調査からも、国民の65%が今夏またはクリスマスにエビを購入または食べる予定とわかっている。オーストラリアのクリスマス食材で最も人気が高いのはハム、2位にクリスマス・プディング、3位にエビが入った。一方でエビを購入または食べる人のおよそ42%が、どこで獲れたエビかわかっていない。