【メルボルン6日AAP】 モナシュ大学の研究チームは、ソーシャルネットワークシステム(SNS)などで広告を掲載する、若者をターゲットとした「給料日ローン」について、利用には十分注意するよう呼び掛けている。
研究によると、SNS上に表示される給料日ローンの広告のうち、86%が若者をターゲットとしていた。また、ローン会社は楽しく社交を促すような内容でフォロワーを増やし、財政アドバイスや可愛いイラストなどを表示し、巧みにローン契約を結ばせるという。
給料日ローンは短期の高利貸し付けが特徴で、最大貸し付け額が約2,000ドルとなっている。経済的な問題を抱えている人の利用が多く、一度利用するとそのまま負債を抱えるサイクルにはまってしまうため注意が必要だ。