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少女殺害犯 他の子供殺害関与を断定

【メルボルン31日AAP】  過去に4つの州で起きた子供殺害事件に関与した疑いがもたれている、デレック・アーネスト・パーシー容疑者について、VIC州副検視官は30日、1968年にセント・キルダで行方不明となった、リンダ・スティルウェルさんの殺害にも関与したと断定した。パーシー容疑者は昨年、病死している。

パーシー容疑者は、1969年、当時12歳だったイボンヌ・トーイさんを殺害したことを認め、終身刑に科せられた。リンダさんは、二人目の犠牲者となる。ウェストVIC州副検視官は、パーシー容疑者が、子供を傷つけたり殺害する性癖を持つ、極度のサディスト的性愛者だったと説明。リンダさんの家族は、事件に一区切りついたとコメントした。

パーシー容疑者は、1960年代半ばから後半にかけて4つの州で起きた、合計9人の子供の殺害もしくは行方不明事件の容疑者で、州警察は、事件の地理的な状況、犯行の手口の類似性などに注目して捜査を進めている。同容疑者は、昨年64歳で死亡した。

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