【メルボルン18日AAP】 メルボルンで毎年開催される大晦日のカウントダウン花火に、今年はおよそ40万人が参加すると予想されており、年越し花火費用の中で警備費が最もかかることが明らかになった。
メルボルン市の今年のテーマ「星に願いを(Reach for the Stars)」の花火ディスプレイに340万ドルの予算が組まれているが、花火費用は23万5000ドルだという。
サリー・キャップ・メルボルン市長は、毎年の年越しイベントや他の大規模イベントにおいて市民の安全と治安を確保するのが最優先だと述べ「今年は年越しイベントのため525人の警備員、118人の警察官、22人の巡視員の配備を予定しており、メルボルン・クリケット・グラウンドを12往復する距離に相当する5.9KMのフェンスをシティー内に配置する」とした。
オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパから集結した85人の花火師のチームが、輸送コンテナ6個に詰め込まれた花火を使用する。
2020年の幕開けを祝う花火は、22ヶ所の屋上から10分間打ち上げられるという。