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飲酒運転による死亡事故 刑期を宣告

【パース31日AAP】   飲酒運転を繰り返し死亡事故を起こした男が8年の刑期を言い渡され、犠牲者の家族らは法廷で怒りを表した。

アンドリュー・デイビッド・リッチモンド被告(43)は4月3日、パース南部で衝突事故を起こし、ピーター・リーベックさん(20)とベンジャミン・ブラウンさん(23)が死亡、2人の友人も重傷を負った。

パース地方裁判所で31日、リッチモンド被告は危険運転、飲酒運転、無登録車の運転で有罪を認め、懲役8年(保釈認定は6年)の刑期を言い渡された。怒りに満ちた犠牲者の家族らは暴言を吐き、1人は法廷から退場を強いられた。

オニール裁判官は、死亡事故の僅か1か月前を含み、被告は3度の飲酒運転で有罪判決を受けており、他人の安全に無関心であるとした。

ブラウンさんの父親は「乱暴で残虐なかたちで息子の命が奪われ、家族らは常に激しい苦痛に苛まれている」と、犠牲者への影響の声明で述べた。

リッチモンド被告の釈放は最短でも2020年4月、また、生涯にわたり運転を禁じられた。

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