その他

iPad最新モデルの機能、「完全」か

【シドニー31日AAP】   iPad最新モデル「The Air2」は、より薄く、高速化したものの、2010年のオリジナル発売から4年、iPadは「完全」に近づいている。

PC大手アップル社のThe Air2は、新規のA8Xチップにより、昨年モデルと比較して、CPUパフォーマンスは40%速くなり、グラフィックパフォーマンスも2.5倍となった。グラフィック性の強いゲームは非常にスムーズで、複数アプリの並行稼働やアプリ間の切り替え時にも遅れが見られない。

しかし、昨年モデルのiPad Airと比較し、その差はごく僅かだ。指紋スキャナー機能は指でホームボタンに触れるだけでロックを解除できるが、携帯電話のiPhoneほどロックを頻繁に解除する必要性もない。他の新機能も、映画鑑賞やニュース閲読、フェイスブックのチェック等に使うユーザーには絶対に必要なわけではない。

初めて購入するのなら、価格の少し下がるiPad Airがお勧めだ。タブレット部門の頂点にあるThe Air2は、最高機能を求め、出費もいとわないのならば買うに値する。アップル社の技術者らは、来年の改良に向けて苦戦するだろう。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら