【シドニー1日AAP】 シドニーで女性が刺されるという事件から始まったカーチェイスは1時間にわたり、ハーバーブリッジを通過後、シティ中心部で男が逮捕されて終わった。
1日午前、イースタンサバーブで家庭内事件の通報を警察が受けたが、聴取対象の男が車で逃げ去った。警察は男の車をシドニー北部でおよそ2時間後に発見し、M5、M7、M2のハイウェイ上で追跡後、男の車のタイヤをパンクさせた。低速運転となったカーチェイスはハーバーブリッジを通過してシティに入り、パトカー15台以上による追跡を数百人が見ているなか、サリーヒルズ警察所で33歳の男を逮捕した。
目撃者によると、警察がフロントガラスからゴム弾または催涙ガスを撃ち込んだが、男は落ち着いた様子だったという。
最初の事件で数か所刺された33歳の女性は、セント・ビンセント病院に搬送され、深刻だが安定した容体だとされる。