政治

連邦首相、山火事中のハワイ休暇を謝罪

【シドニー22日AAP】   国内各地で山火事の被害が広がるなか、モリソン連邦首相は米国ハワイで家族と休暇を過ごしていたとして謝罪した。一家は休暇を早めに切り上げて帰国した。

モリソン首相は21日に帰国。ハワイへの家族旅行は6週間前に計画したとして22日、「子どもに約束したことは守ると、国民は理解してくれるだろう」「首相責任もわかっている。批判は受け止める」と話した。また、休暇に向かったことで気を悪くした国民に謝罪したうえで、「消防士でない私に国内にいてほしいという気持ちに慰められる」と加えた。

さらに、NSW州で19日夜に死亡したボランティア消防隊員のジェフリー・キートンさんとアンドリュー・オドワイヤーさんの家族に哀悼の意を表した。モリソン首相は2人の死亡を受けて、休暇を早めに切り上げると決定している。

同首相は後に、ピクトン・ボーリング・クラブに設置された避難所をベレジクリアンNSW州首相らとともに訪れた。同避難所でおよそ40人が夜を過ごした。

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