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電力料金 一般家庭は65ドル節減

【キャンベラ22日AAP】   オーストラリア競争消費委員会(ACCC)によると、国内世帯は今年平均で電気代を65ドル節減した。

ACCCが発表した全国電力市場(NEM)に関する報告によると、2018/19年度、家庭用電気料金は前年比およそ4%減少した。

しかし、2007/08年度よりも電気料金はおよそ20%高く、配管網から得られる単位電力の平均価格も実質45%高い。ACCCのシムズ会長は、「家庭用電気料金の引き下げに向けてさらなる努力が必要だ」と声明で述べ、値段の比較や小規模電力会社のプラン検討、契約の切り替えなどで電気代を削減できるとアドバイスした。スタンディングオファー契約から市場平均オファー契約に切り替えることで、世帯で55~230ドル、事業は720~1,155ドル節減できるという。

小売電力価格の改正によって来年から、QLD州南東部、NSW州、SA州、VIC州のスタンディングオファー契約の顧客100万人近くが電気代を節減できる。居住する州や地域で異なるが、世帯で152~455ドル、事業は510~980ドル節減できる見通しだ。

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