【メルボルン10日AAP】 メルボルン東部のホワイトホース市は、国内で発生している山火事が収束を見せていないことを理由に、1月26日のオーストラリアデーを祝う花火大会の中止を決めたことが分かった。
ホワイトホース市は、声明で「山火事の影響を受けた人たちの状況を深く憂慮している」と述べた。ただ、花火大会は中止する一方、予定していたコンサートは予定通り午後6時から開催する。
国内ではこのほか、バララット市の市民7000人以上が、花火大会を中止し山火事の被害者に現金を寄付することを求める署名を集めた。同市のテイラー市長は「状況を注視し、(開催について)当局などからの助言を得たい」と説明している。