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大晦日シドニー花火 今年はトロピカル

【シドニー29日AAP】   今年のシドニー湾での年越し花火大会は、7000キロを超える量の花火が打ち上げられ、金銀のヤシの木で熱帯ムードが醸し出される。

恒例の午後9時と深夜零時の花火とともに、午後10時40分にも小規模の花火「Inspire moment」が打ち上げられる。

大晦日の花火大会に2000年から従事しているフォルトナト・フォティ花火師は、「今年は、可能な限り色彩豊かにすることに焦点をあてた。華やかな赤、緑、青、紫色と同時にメタリック色もたくさん見られるだろう。ほかにも、中央がキラキラ輝き、端が多色のヤシの木など新たに面白い形をつくった」と話した。

砲弾式花火1万1000発、尾を引いて飛んでいくコメット花火2万5000発など、全10万発以上が打ち上げられる。31日の夜、シドニーハーバー周辺にはおよそ160万人が訪れる予定。

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