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インドネシア大統領の豪首相冷遇を否定

【キャンベラ26日AAP】  ケソエマ在オーストラリア・インドネシア大使は26日、ウィドド大統領が、死刑執行が近いとされる2人の豪人に関するアボット首相の電話に応じていないことから、意図的に避けて冷遇しているという見方がされるなか、これを否定した。

アボット首相とウィドド大統領は今年2月、アボット首相が死刑執行の停止を求めた際に言葉を交わしたが、ウィドド大統領は2度目の対話には応じていない。ケソエマ大使は、同大統領が多忙であるためと説明している。

さらに、もし刑が執行された場合、豪政府が行っている毎年5億ドルの援助の一部を削減するのではないかと推測されていることについて同大使は、「報復措置とはみなさない」と述べたうえで、「我々は一度も金銭を要求したことはない。それでも与えてくれるなら援助には感謝する」と述べた。

ケソエマ大使は、死刑執行をめぐる一連の問題によって両国の関係がダメージを受けることはないと確信していると述べた。

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