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競泳のG・ハケット選手が現役復帰

【シドニー3日AAP】   競泳のグラント・ハケット選手(34)は3日、シドニーで行われた国内選手権の400メートル自由形で銅メダルを獲得し、現役復帰となる素晴らしい泳ぎを見せた。

6年のブランク後、練習期間も6か月のみのハケット選手にとって、2008年の北京オリンピック以来となる主要大会。400メートル自由形決勝で、ハケット選手は3分46秒53を記録して3位に輝いた。優勝はマック・ホートン選手の3分42秒84、2位はデビッド・マッケオン選手の3分44秒28。

ハケット選手は200メートル自由形でも好調が予想されており、上位6位に入れば2015年世界選手権のリレー出場権を手にすることになる。

2012年のロンドンオリンピックに向けて復帰を宣言したが不成功に終わった、元チームメイトのイアン・ソープ氏がスタンドから見守っていた。

ハケット選手は正式に現役復帰を認め、「6か月の練習後にしては、信じられない成果だ。次の6か月後には何ができるだろう」と話した。気持ちはすでにブラジル・リオデジャネイロオリンピックにあるとしつつ、「年老いた自分の体がどれだけ早く泳げるか見たいだけ」と、ハケット選手は話した。

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