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少女の死でサバイバル教育を見直し

【パース6日AAP】  2011年12月、WA州で当時8歳の少女が、父親と怪我をしたカンガルーを探しに出かけて道に迷い、三日後に熱中症と脱水症状で死亡した事故の死因審問で、地域における教育の見直しの必要性が指摘された。

WA州のバリー・キング検死官は、「少女の死は不運な出来事だった」として、「WA州でこのような事故は珍しくない」「ほとんどが死亡事故だ」と述べた。さらに、捜索救助専門家のポール・ラッキン氏は、「コミュニティ・センターや学校、店、警察署などへの注意書きの設置」を提案した。

ラッキン氏は、「外出先を誰かに知らせること、水を十分に持っていくこと、車が故障したらその場で待機すること」など具体的な注意内容を提示。さらに、地域のリーダーや教員らにサバイバル教育を提供することなども提案した。キング検死官は、これらをもとに警察が中心となって地域における教育活動を展開することを促した。

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