一般

メルボルンで銃犯罪が急上昇

【メルボルン7日AAP】   メルボルンで、職務質問のために車両を停止させようとした警察官が頭部を撃たれるという事件が発生した。メルボルンでは連日のように銃絡みの犯罪が発生していて、警察は対応に追われている。

7日午前3時40分ごろ、ムーニー・ポンズで、パトカーに乗った警察官2人が車両を停止させようとしたところ、車両に乗っていた人物が警察官に向けて発砲し、警察官の1人(31)が後頭部に銃弾を受けた。警察官は命に別状はなかったものの病院で引き続き治療を受けている。

メルボルン周辺では銃犯罪が多発している。先月、VIC州警察は、メルボルン北西部で2日に一度の頻度で銃が押収されたとした。また、6日に一度の割合で銃絡みの犯罪(銃押収、銃盗難、発砲など)が発生しているという。

VIC州警察は、「発砲を受けた警察官は仕事に向かいながら、よもや銃弾を受けるとは思わなかっただろう。非常に多くの警察官が銃の脅威にさらされている」と述べた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら