【メルボルン19日AAP】 今冬のインフルエンザの流行を前に、より多くの国民がワクチン接種をすることで医療機関がコロナウイルス対策に集中できるように、ワクチン製造会社は製造数を増産している。
メルボルンの製造会社Seqirusは、連邦政府と連携して、2020年のインフルエンザ対策のために200万本追加製造し、国内全土に計900万本供給する予定だという。
同社は、今年は早期からのワクチンへの需要が高いとし「コロナウイルスのパンデミックが原因で、インフルエンザの予防接種の重要さを国民が認識しているという点で前向きな傾向である」とコメントしている。
追加の予防接種はGPや薬局などから可能だという。