【メルボルン12日AAP】 オーストラリア南東部に強い寒気が入ってきている。これによりVICやNSW州の各地で積雪が観測されている。
VIC州では標高800メートルの地点で、またNSW州では標高700メートルで積雪が観測されている。NSW州中央西部オレンジ周辺でも、5センチから10センチほどの雪が積もった。両州のスキー場では、今週は連日10センチほどの積雪が期待されているという。
NSW州では全体的に平均気温を下回っている。13日には比較的暖かくなるとみられていて、南部で積雪が期待されているのは標高1200メートル。北部では空気が乾燥するとみられている。
この寒気はQLD州の一部にも積雪をもたらす可能性があるとみられている。QLD州気象庁によると、州内陸部グラナイト地帯からアタートン・テーブルランズにかけて低温の乾燥した空気が南から吹き込み、スタントープでは積雪の可能性が20%との予報が出ている。