【ホバート13日AAP】 シドニー湾から250キロ東の深海で4つの死火山が発見された。専門家らは、オーストラリア大陸が鉱物に恵まれている理由のひとつではないかという見解を述べた。
深海調査を行っているのはオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)で、これらの火山はおよそ5000万年前に形成されたのではないかとみられている。
新型の水中探査機を用いた調査結果では、各火山の上部に大きな噴火口が確認された。これまでにこれらの火山が発見されたことはなく、今回の調査結果によって、オーストラリア大陸の東側が高くなっていることや鉱物が豊富にあることなどが説明されるのではないかとみられている。
調査を行ったアークラス教授によると、これらは死火山で、再噴火の可能性はほとんどないであろうとみているとした。