【シドニー11日AAP】 ニュージーランド南島のクイーンズタウン近郊でスキーをしていたシドニーの男性が、雪崩に巻き込まれて死亡した。
ロジャー・グレビルさん(58)は10日午後、ヘクター山脈で雪崩の岩屑(がんせつ)から引き上げられたが、間もなく死亡した。グレビルさんは他5人とともに、サザン・レイクス・ヘリスキー社によるガイド付きのヘリスキーツアーに参加していた。
オーストラリアの関係当局は、シドニー在住のグレビルさんがニュージーランド人であると確認した。
事故後、サザン・レイクス社はシステムを分析し、グレビルさんの死亡は運行手順や社員によるものではないとした。同社は先立って、ヘリスキーは危険なスポーツではないが、他のアドベンチャー活動同様、固有のリスクを伴うと話している。同社は11日のヘリスキーの運行を中止したが、12日に再開する。
11日、グレビルさんの検視が予定されていた。