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病院トイレで発作 20時間放置で死亡

【シドニー15日AAP】  NSW州のロイヤル・ノース・ショア病院で今月10日、診察に訪れた男性が病院の外来患者用トイレで発作を起こして気を失い、そのまま20時間気づかれず放置されていた事故で15日、この男性が死亡したことが分かった。

男性は翌日11日に発見されたが、長時間にわたり発見されなかったことに関して調査が進められている。病院側は男性が予約の時間に現れなかったので「不在」と記録していた。シドニー北部地域保健局のアンドリュー・モンタギュー医師は、「深い哀悼の意を表する」と声明で述べた。

同医師は徹底した調査を行なうとして、「病院内の運営システムを改善するため方策を講じていく」と述べた。ジリアン・スキナー州保健相は12日、病院が一日の終業の際に行なう確認作業に、外来患者用トイレも追加したと述べた。

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