【シドニー15日AAP】 QLD州のゴールドコーストで、重い網にかかっていたザトウクジラが、5時間にのぼる必死の救助の後、無事解放されるという出来事があった。
ゴールドコーストの湾岸で15日朝、ホエール・ウォッチングをしていた人々が、網にかかったクジラを見つけ、「シーワールド」のスタッフが救助に駆けつけた。
救助の際、仲間の大きなザトウクジラが、救助ボートが近づけないように、水面に飛び出たり、回転して妨害するというハプニングに見舞われたが、最終的には無事に絡まった網を切ることができたという。
クジラの尾はかなり負傷しており、シーワールドでは、クジラはVIC州で網にかかり、数千キロもの距離を泳いできたものと見ている。