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救急隊員への暴力行為が減少 SA

【アデレード15日AAP】   SA州のスネリング保健相によると、同州では、救急医療隊員への攻撃的、暴力的行為が、ソーシャルメディアでのキャンペーンにより、昨年の同時期と比べて、この2カ月で45%も減少している。

この数字を受けて同保健相は、極めて重要な役割を担っている救急隊員や医療隊員に対する、市民たちのより一層の敬意の現れであり、慎重ながらも楽観視しているとした。

同キャンペーンは、病院の救急科や薬物アルコール対策サービスなど、高リスク環境で働く医療従事者への、容認できない行為を減らすことを目的としている。

精神不安定な人、酒に酔った人、けんか腰な人などが、隊員に対して唾を吐いたり、暴言や脅し、暴力を振るうなどの許しがたい行為に、彼らは頻繁に対応しなければならないとし、SA州救急サービスのキャメロン局長代理は、隊員たちに対して敬意を払うように呼びかけている。

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