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最重要指名手配犯の捜索を強化

【ブリスベン17日AAP】   国内各地の警察は17日、逃亡中の最重要指名手配犯に関する新体制「Operation Roam」を立ち上げた。逃亡犯20人の捜索を強化し、コミュニティからの目撃情報を求めている。

犯罪機関「クライムストッパー」は、犯人逮捕に繋がる情報提供に最高1000ドルの報賞金を支給するとしている。

指名手配犯の1人、スチュアート・ピアースは24年前、アデレードで自宅に火をつけて自らの妻と3人の子どもを殺害した。依然逃亡中のピアーズ発見には100万ドルの報賞金が提示された。もう1人の子ども(当時8)は友人宅に泊まりに行っていて生き延びたが、人生の大半をいつか狙われるという恐怖心を抱いてきた。

昨年、SA州警察は現在58歳になるピアースのコンピュータ画像を公開した。ピアースは右上腕部の裸の女性の入れ墨、左足下部のマルタ十字架の入れ墨など複数の独特の入れ墨があるが、消去または修正した可能性もある。 

QLD州クライムストッパーは、ピアースを含む指名手配犯らは国内のどこかにいるとし、NSW州クライムストッパーも、犯人はコミュニティ内で生活していると話した。

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