【ブリスベン19日AAP】 難病支援のためカイトサーフィンでQLD州沿岸を北上中のグループが19日、航行距離が830キロメートルに達し世界記録を更新した。20日もケープ・ヨークへ向けて航行を続け、世界記録を伸ばすとみられる。
ブルガリア、ケニア、オーストラリア、英国からの7人によるグループは今月13日、ケアンズを出発。世界記録への挑戦はもともと運動神経障害(MND)の研究のための資金集めが目的で、これまでに7万5000ドル以上が集まった。
21日には1000キロメートルの旅を終えてケープ・ヨークに到着したいとしている。マッコーリー大学でMNDの研究を行なっているニック・コール教授は、「体にこたえる旅だがMND患者の苦しみとは比にならない」と述べた。