【メルボルン20日AAP】 ブラジルからコカイン4キログラムを密輸しようとしたとして今月15日、19才の少年がメルボルン空港で逮捕された。少年は20日、再拘留された。
オーストラリア国境警備隊の職員によると、少年が持ち込んだ2つのスーツケースの底部分にコカインが隠されていたという。少年はメルボルン地域裁判所に20日出廷し、密売目的のコカインを持ち込んだ罪で起訴された。
少年は英語を話さないため、法廷ではスペイン語の通訳を介している。少年の弁護士は、年齢が若く英語を話さないなど弱い立場にあると訴えた。少年は喘息にも苦しんでいるという。
ドナ・バコス裁判官は、少年が持ち込んだとされる物質について、1週間以内に検査を実施するよう求めた。少年は11月16日に再出廷を命じられた。