【キャンベラ20日AAP】 シドニーの空港で大金を所持して中東へ出国しようとしたとみられる男7人が、オーストラリア国境警備隊によって出国停止となっていたことが分かった。
最初の5人グループは先週、荷物検査でそれぞれ現金1万ドルを所持していたとして飛行機から下ろされ尋問を受けた。5人はその翌日ふたたび出国を試みたがこれを阻止された。次のグループは20代と30代の男で最初の5人グループと繋がりがあるとみられている。
ダットン移民相は男らの出身国、出国先および罪に問われるか否かについては明らかにしていない。一方、アボット首相は男らが中東へ向かおうとしていたと述べた。ダットン移民相によると現在、テロ対策国境警備隊員80人が全国8か所の空港に配置されているという。