【メルボルン21日AAP】 VIC州政府は再生可能エネルギー目標の到達を視野に入れて、2億ドルをかけて風力発電タービン50基を購入することに前向きな姿勢を見せている。
同州の再生可能エネルギー・ロードマップのもと、政府から太陽光発電機器の購入者に支払われる補助金の約2億ドル分を使ってタービンを購入するもの。ロードマップでは2020年までに電力生産の20パーセントを再生可能エネルギーによって生産するとしている。
VIC州のリリー・ダンブロシオ・エネルギー相は、「再生エネルギー部門は今後も州の経済を支える重要な産業となる」と述べた。また、ダニエル・アンドリュース州首相は風力発電所の建設により約1000の雇用が見込まれると述べた。