【メルボルン23日AAP】 VIC州政府は、2017年8月から州内のレストラン、カフェ、テイクアウェイショップなどの屋外エリアでの喫煙を禁止する法案を発表した。
ヘネシー州保健相は、「禁煙法によって、州民が家族や友人と外で食事を楽しむことができる」と話した。州政府は禁煙法案について、コミュニティの意見を聞き、飲食店への準備時間を設け、2016年に議会に提出したいと話す。
VIC州がん協会の最新調査によると、州民の73%が飲食店での禁煙法に支持を示している。
飲食店の店内での禁煙法は2001年に導入され、その後、職場、パブ、クラブが続いた。現在は電車の駅、トラム乗り場、子どもを乗せた車内、公園遊具付近10メートルなどで喫煙が禁止されている。今年初めには、公立病院、学校、保育所や幼稚園、裁判所や警察署などの入り口付近4メートルで禁煙法が施行された。
州内の禁煙場所で喫煙した現行犯には、罰金152ドル(最高758ドル)が科せられる。