【シドニー26日AAP】 ウォーレン・トラス交通相は26日、シドニー西部のバジェリーズ・クリークに新空港を建設する計画を正式に発表した。これを受けて地元住民からは建設に反対する声が上がっている。
シドニー西部への新空港の建設については長い間議論が続けられてきた。政府は空港建設プロジェクトで何千もの雇用が生まれると予想しており、約240億ドルの経済効果をもたらすと見込んでいる。
一方で、反対住民らは空港の建設について「注目を集めているだけ」として、地元地域にはほとんど実益をもたらさないと訴えた。新空港はシドニー空港のように飛行機の発着に時間制限を設けず、24時間体制となる見込み。