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新聞社に抗議 同性愛作品上映取り消し

【シドニー30日AAP】   同性カップルの家族に関するドキュメンタリー作品の上映を、NSW州政府がキャンセルしたとして、原因となったとされる新聞記事に対する抗議者らがシドニーの新聞社に集まった。

デイリー・テレグラフ紙は先週、バーウッド女子高校でのドキュメンタリー「Gayby Baby」の上映計画に、腹を立てている保護者もいると伝えた。同作品は同校出身のマヤ・ニューウェルさんによる。

この後にピッコリ州教育相は、履修課程に関連しない限り、作品は授業時間中などで上映されるべきでないと指示した。

抗議者およそ100人が30日、デイリー・テレグラフのオフィス外で「同性愛嫌悪は去るべき」と繰り返した。抗議活動のキャット・ローズ共同議長は、「上映キャンセルは、高校生が性教育の多様性について学ぶ機会を奪う」と話し、今後の改善を期待するとした。

同紙発行元のニューズ・コープ社はコメントを控えている。

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