【メルボルン5日AAP】 メルボルンで週末4時間決行された交通ストライキは、ほとんど注目されないまま終了したが、さらなるストライキがAFL決勝戦に影響が出る可能性がある。
メルボルンの鉄道・トラム・バス労働組合(RTBU)は、鉄道会社メトロで、5日午前2時から6時までの4時間ストライキを行ったが、利用者への影響はほとんどなかったとした。このストライキは、3日と4日の鉄道業務停止に続いたものだった。
建設・林野・鉱業・エネルギー労働組合(CFMEU)のジョン・セトカ氏は、「給与についての交渉がうまく行かなければ、AFL決勝戦中の交通機関を停止する可能性もある」と述べ、攻撃の的となっている。
これに対し、マイケル・オブライアン影の財務大臣は「自分たちの議論に、通勤者たちを巻き込まないで欲しいとRTBUとメトロの両者に言いたい」と述べた。
メトロと組合の話し合いは7日に再開される予定。