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150校で外国語授業をカット WA

【パース9日AAP】  WA州の小学校で今年、外国語を教える学校が377校となり、昨年の523校から大幅に減少していることが分かった。野党は教育費のカットが原因だとしているが、州政府は子どもたちの興味が薄れて外国語を選択しなくなったためとしている。

野党労働党のスー・エレリー議員は、これまで教育省がLOTE(Language Other Than English)プログラムの教員にかかる費用の半分を負担していたが、新しくStudent Centred Funding Modelが導入されて費用負担がなくなったことが外国語授業の大幅カットの背景にあると指摘した。

一方、ピーター・コリアー州教育相はこれを否定。外国語以外に選択できる授業が増え、子どもたちが外国語を選ばなくなったことと、外国語を教えられる資格のある教員の確保が難しいことが原因だと説明した。

エラリー議員は子どもたちが外国語を身につけることは非常に重要だと指摘すると、コリアー州教育相もこれに同意。今後、小学校で外国語の授業を導入していくよう方策を検討すると答えた。

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