【メルボルン11日AAP】 メルボルンの公共交通機関労働者による鉄道・トラム・バス労働組合は賃金に関する争議に決着がみられないことから、さらにストを実施する意向を明らかにした。今月21日~24日の4日間、午後8時から10時まで複数の路線で業務を停止するという。
同組合は過去2週間で3回のストを実施している。ヤラ・トラムは11日、声明で「組合側はストを回避したいと繰り返し述べているにもかかわらず、さらに実施すると圧力をかけてきた」と述べた。
同組合がストの実施を予定している期間はAFLの決勝トーナメント・シーズンと重なっていることから、メルボルン・クリケット・グランドに足を運ぶ観客への影響も懸念されている。AFLのマクラクランCEOは、「メルボルンにとっても重要な時期であり、早期に解決してほしい」と述べた。